「土星」タグアーカイブ

癒しの星空:土星と月のランデブー

2015年9月19日 愛知県東部の朝方は快晴。
昼過ぎから雲が増え始めました。
夕暮れ頃には、月が顔を出したり、隠れたり、
あわただしい雲行きとなっていました。

月を目印に少し下を探すと、土星の姿を発見することができました。

毎月、土星に近づく月も月齢6ほどに細ってきました。
今年の土星は観望の好機を終え、そろそろ見納の時期ということになります。

それでも、土星の衛星は雲越しに微かな光を届けてくれました。
月は、雲の流れで刻一刻とその姿を変えて楽しませてくれました。

一期一会の光の演出に感謝(^_^)

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土星 :0.3等,タイタン:8.3等,レア:9.7等,テチス:10.2等,ディオネ 10.4等150919_201124t663 150919_201837CR1200 150919_202256CR1200 150919_202412CR1200

癒しの星空:月と土星のランデブー

8月22日、曇天が続いていた愛知県東部(東三河)は久しぶりの星空。

西空の土星に月が寄り添っていました。

0.2等に輝く土星の周りを公転している衛星は3つ確認できました。
タイタン 8.3等
レア 9.7等
ディオネ 10.4等

月齢7.8の月の暗い地球照も捉えることができました。
月のど真ん中に見えるプトレマイオスの中には横線。初めて見ました。
右側の尖った山の影が延びているようです。

地球から月までの距離は、39万kmで1.3秒前の月の様子を見ているわけですが、
土星までの距離は、約10天文単位=約15億km。
太陽までの距離の10倍です。
私たちが見ている土星の姿は約5000秒(約83分)も前の姿なのです。

壮大な宇宙を感じることで、
心は穏やかな安らぎに浸ることができます。

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新城市 梅雨の合間の金星と土星=束の間の癒しの惑星

2015年7月10日

愛知県東部、新城市では、連日、梅雨空が続いていました。

7月10日、僅かな時間ながら、久しぶりに星が見えました。
木星は、すでに隣家の陰。
数分間のみ、最大光度-4.5等の金星の輝きが楽しめました。

その後、土星を眺めるも、
しばらくして、全天が雲に覆われていきました。

束の間の癒しの惑星をご覧ください。

金星=-4.5等 視直径37.4″ 輝面比0.26
三日月のようですが、欠けている金星です。
地球との距離(=視直径)の関係で、これくらいの欠け具合のときに
最大光度となります。
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土星=0.1等 視直径17.8″
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土星の衛星
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土星の衛星の名前:タイタン=8.3等,テチス=10.2等,ディオネ=10.4等,レア=9.7等
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土星本体と衛星とその名前
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