8月22日、曇天が続いていた愛知県東部(東三河)は久しぶりの星空。
西空の土星に月が寄り添っていました。
0.2等に輝く土星の周りを公転している衛星は3つ確認できました。
タイタン 8.3等
レア 9.7等
ディオネ 10.4等
月齢7.8の月の暗い地球照も捉えることができました。
月のど真ん中に見えるプトレマイオスの中には横線。初めて見ました。
右側の尖った山の影が延びているようです。
地球から月までの距離は、39万kmで1.3秒前の月の様子を見ているわけですが、
土星までの距離は、約10天文単位=約15億km。
太陽までの距離の10倍です。
私たちが見ている土星の姿は約5000秒(約83分)も前の姿なのです。
壮大な宇宙を感じることで、
心は穏やかな安らぎに浸ることができます。