12月12日、5時半頃の東の空のカタリナ彗星です。

4時半頃、空を見上げると９割以上は雲に覆われていました。
木星も金星も見えません。
それでも、雲の隙間からは星が見えそうだったので、撮影準備を進めました。
5時を過ぎて、ようやく金星がちらちらと見え始めました。
しばらくして、カタリナ彗星を望遠鏡で眼視で捉えることができました。
なぜか運よく東低空から雲が減ってきているようで、北斗七星も見えるようになっていきました。
薄雲が流れつつも、薄明が始まるまでの僅かな時間に望遠鏡にカメラをセットし、撮影までできてしまいました。

カタリナ彗星さん、姿を見せてくれて、ありがとうございました＼(＾▽＾)／

12月8日隣にいた月も新月となって、彗星観望には好都合になっています。
街路灯など、光害の影響はあるものの、尾が２方向に伸びているのがわかります。
上やや右に出ている尾がイオンテイルで太陽の反対方向にプラズマ状態となったガスが流されるものです。
下やや右に出ている尾がダストテイルで彗星の進行方向の反対に塵がたなびくように流れるものです。
この彗星は地球の北半球から見ると、太陽から離れる方向、朝見れる時間が長くなる方向に動いていきますので、今後も好天が楽しみです(⌒∇⌒)