冬のダイヤモンドの中の冬の大三角形の中にばら星雲があります。
冬の天の川の中でもあります。
星座としては、いっかくじゅう座に属しているのですが、
オリオン座のすぐ左と言った方がわかりやすいかと思います。
肉眼や双眼鏡では、なかなか赤い花びらとしては見えないのですが、
長時間露光と画像処理を施すことで、まさしく見事なばらの姿が浮かび上がってきます。
どうしてこのような美しい光を創造できるのでしょうか。
深遠なる宇宙の芸術に感動です\(^☆^)/
冬のダイヤモンドの中には、冬の大三角形を横切る冬の天の川が流れています。
夏の天の川に比べて淡く、昨今の光害によって肉眼で見える地域も減ってしまいあまり馴染みがないことと思います。
この冬の天の川が肉眼でわかるようですと、とても暗い空で星見に適した場所と言えるでしょう。
冬の天の川が流れるふたご座のカストルの左足先には、M35という散開星団があります。
そこからほんのすこし、オリオン座寄りのところに今回紹介するモンキー星雲があります。
実際、領域としてはオリオン座に属するところです。
なぜ、モンキー星雲と呼ばれるのか、
最初、1枚目の写真のように北側を上にして見ると、
まさに孫悟空のような顔だちで頭の毛が逆立っている猿だと認識しました。
それでも少し調べてみると、2枚目の写真のように南側を上にして、
ニホンザル風にみる見方もあることがわかりました。
どちら向きでも”猿らしい”ので、”モンキー星雲”納得です。
厳寒の日々ももう少しで和らぎそうです。
冬の天の川に浮かぶ猿の頭を想像して、
ゆったりお過ごしください(⌒-⌒)
冬の星座の代表格、オリオン座の四角形はとても見つけやすいです。
その中、オリオンのベルトにあたる位置に並ぶ三ツ星はご存知でしょうか。
三ツ星の下に見えるオリオン大星雲(M42)は肉眼でもぼんやり見えるのですが、
今回はその左上、三ツ星の一番左の星(アルニタク)の周辺を撮影しました。
そこには馬頭星雲(IC434)と呼ばれる暗黒星雲があります。
赤い散光星雲の中に上を向いた馬の頭のように見えるところです。
自宅での撮影で、ここを浮かび上がらせることができ、自ら大いに感動しています。
銀塩写真時代に、蓄積されてしまった
個人の機材で淡い星雲は写るはずがない
との思い込みがあることで逆に感動を味わうことができています。
思い込みによるプラス効果も面白いものです(^_^)
大望遠鏡の写真を本やネットで見てきていて、
本物の光を知らない方の目には、
ざらざらでたいしたことないように見えるのかもしれません。
視点はひとそれぞれ、全然違うものです。
だからこそ、そこにあなたがあなたである価値が存在するのです。
馬頭星雲の左上の散光星雲は燃える木(NGC2024)
と呼ばれています。まさに燃える木です。
あなたが燃えていること、情熱を持って取り組んでいることは何ですか?
思い浮かびましたか。
それが、あなたをよりいっそう輝かせてくれる原動力となるのです(⌒-⌒)
もし、思い浮かぶものがないとしても、
あなたは、ほかの人とは絶対に異なる視点を持っています。
あなたはあるがままで輝いています☆☆☆
11月18日13時は、しし座流星群の極大でした。
日本では、11月18日,19日の未明が観望の好機となります。
愛知県東部では、18日未明は曇り、日中も雨模様です。
このまま、19日も星空は見えないのでしょうか……。
15日の晩は、穏やかに晴れ、星がキレイでした。
ペガスス座やアンドロメダ座といった秋の星座から
ぎょしゃ座やおうし座といった冬の星座を眺めました。
冬の星座の王者的存在は、オリオン座です。
オリオンの三ツ星の下にぼんやり輝くオリオン大星雲(M42)
を自宅で電線の隙間から初めて撮ってみたところ、想像以上に写り感激です(^○^)
星に興味を持った小学校高学年の頃、自分でこのような写真が撮れるようになるとは思っていませんでした。
機材や画像処理の進化は素晴らしいです\(^▽^)/