癒しの星空:モンキー星雲

冬のダイヤモンドの中には、冬の大三角形を横切る冬の天の川が流れています。
夏の天の川に比べて淡く、昨今の光害によって肉眼で見える地域も減ってしまいあまり馴染みがないことと思います。
この冬の天の川が肉眼でわかるようですと、とても暗い空で星見に適した場所と言えるでしょう。

冬の天の川が流れるふたご座のカストルの左足先には、M35という散開星団があります。
そこからほんのすこし、オリオン座寄りのところに今回紹介するモンキー星雲があります。
実際、領域としてはオリオン座に属するところです。

なぜ、モンキー星雲と呼ばれるのか、
最初、1枚目の写真のように北側を上にして見ると、
まさに孫悟空のような顔だちで頭の毛が逆立っている猿だと認識しました。
それでも少し調べてみると、2枚目の写真のように南側を上にして、
ニホンザル風にみる見方もあることがわかりました。
どちら向きでも”猿らしい”ので、”モンキー星雲”納得です。

厳寒の日々ももう少しで和らぎそうです。
冬の天の川に浮かぶ猿の頭を想像して、
ゆったりお過ごしください(⌒-⌒)

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↑孫悟空風

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↑ニホンザル風

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