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癒しの星空:月と土星のランデブー

8月22日、曇天が続いていた愛知県東部(東三河)は久しぶりの星空。

西空の土星に月が寄り添っていました。

0.2等に輝く土星の周りを公転している衛星は3つ確認できました。
タイタン 8.3等
レア 9.7等
ディオネ 10.4等

月齢7.8の月の暗い地球照も捉えることができました。
月のど真ん中に見えるプトレマイオスの中には横線。初めて見ました。
右側の尖った山の影が延びているようです。

地球から月までの距離は、39万kmで1.3秒前の月の様子を見ているわけですが、
土星までの距離は、約10天文単位=約15億km。
太陽までの距離の10倍です。
私たちが見ている土星の姿は約5000秒(約83分)も前の姿なのです。

壮大な宇宙を感じることで、
心は穏やかな安らぎに浸ることができます。

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ペルセウス座流星群

ペルセウス座流星群 2015年8月 愛知県新城市 山びこの丘

今年のペルセウス座流星群の極大は、8月13日の15時頃。
8月14日が新月のために月明かりの影響がなく、好条件でした。

愛知県東部の天気は…。

8月12日、日暮れ後から、撮影ポイントに行きましたが、刷毛できっちり掃いたような雲にしっかり覆われています。
しばらくして、微かに星が顔をのぞかせる時がありました。

8月12日 20時47分40秒
対角魚眼(APS-C:8mm=35mm換算:12mmm相当)
01_150812_204740TR1500

この後も天気予報は、良くなる見込みがなかったため撤収。
その後、夜明けまで、豪雨に見舞われました。

8月13日、夕刻から怪しい雲行き。そして雨。
22:00を過ぎても雨は本降りでしたが、わずかな望みに掛けて、昨日と同じ撮影ポイントに車で30分ほどかけて行きました。
雨はやんでいるものの、霧がかかり地上がベールに覆われ始めました。
それでも、8月14日に入った頃から、徐々に雲に隙間ができてきました。

何と奇跡的に、30分ほどの間に4個の流星を見ることができました。
諦めずによかった。感謝(^_^)

そのうちの1つが、写真でも捉えることができていました。
はくちょうの左の翼を後ろから貫いています。
8月14日 00時20分10秒
対角魚眼(APS-C:8mm=35mm換算:12mmm相当)
02_150814_002010TR1500

上の写真をトリミングしたもの(35mm換算:48mmm相当)
03_150814_002010Tt1200

それ以降の1時間半ほどは、雲の流れを楽しむばかりとなりましたが、星が見れそうにもない天候の中、大きなプレゼントを頂けました(^^)

写真ではもう1個のプレゼントを頂けていました(^^)
8月14日 01時03分40秒
対角魚眼(APS-C:8mm=35mm換算:12mmm相当)
04_150814_010340TR1500

上の写真をトリミングしたもの(35mm換算:48mmm相当)
05_150814_010340Tt1200