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癒しの星空:モンキー星雲

冬のダイヤモンドの中には、冬の大三角形を横切る冬の天の川が流れています。
夏の天の川に比べて淡く、昨今の光害によって肉眼で見える地域も減ってしまいあまり馴染みがないことと思います。
この冬の天の川が肉眼でわかるようですと、とても暗い空で星見に適した場所と言えるでしょう。

冬の天の川が流れるふたご座のカストルの左足先には、M35という散開星団があります。
そこからほんのすこし、オリオン座寄りのところに今回紹介するモンキー星雲があります。
実際、領域としてはオリオン座に属するところです。

なぜ、モンキー星雲と呼ばれるのか、
最初、1枚目の写真のように北側を上にして見ると、
まさに孫悟空のような顔だちで頭の毛が逆立っている猿だと認識しました。
それでも少し調べてみると、2枚目の写真のように南側を上にして、
ニホンザル風にみる見方もあることがわかりました。
どちら向きでも”猿らしい”ので、”モンキー星雲”納得です。

厳寒の日々ももう少しで和らぎそうです。
冬の天の川に浮かぶ猿の頭を想像して、
ゆったりお過ごしください(⌒-⌒)

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↑孫悟空風

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↑ニホンザル風

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癒しの星空:冬のダイヤモンド

冬のダイヤモンドはご存じでしょうか?

冬の大三角形は、良く知られていて、
 オリオン座のベテルギウス
 おおいぬ座のシリウス
 こいぬ座のプロキオン
から成っています。

その大三角形を包含する6個の1等星が作る6角形が冬のダイヤモンドです。
 おおいぬ座のシリウス
 こいぬ座のプロキオン
は一緒ですがそのほかの4つの1等星は次の通りです。
 ふたご座のポルックス
 ぎょしゃ座のカペラ
 おうし座のアルデバラン
 オリオン座のリゲル

1枚目の写真で冬のダイヤモンド探してみると面白いと思います。
2枚目の写真で答え合わせができます。

寒い日々が続いています。
戸外で星を見上げるときは、充分に防寒して、
お身体を冷やし過ぎることないようご留意ください。

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癒しの星空:おうし座 M45

おうし座も、黄道12星座のひとつで星占いにも出てくるうえに
昴(すばる)があるのでよくご存じの方が多いことでしょう。

その昴は、おうしの首のあたりにあってプレアデス星団とも呼ばれる散開星団で、メシエ番号では45番に登録されています。
おうしの目,鼻あたりの星の集まりはヒアデス星団と呼ばれ、右眼のところにある1等星アルデバランがα星になります。

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↑プレアデス星団(=昴=M45)とヒアデス星団

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↑プレアデス星団(=昴=M45)

癒しの星空:ふたご座 M35

ふたご座は、黄道12星座のひとつで星占いにも出てきますので、
馴染みのある方が多いでしょう。
ふたごの兄の頭のところにα星のカストルがあります。
弟の頭のところにあるポルックスはβ星ですが1等星、カストルの方が僅かに暗くて2等星です。
それでも、ふたつの明るい星が並ぶ姿を見ると、兄弟星として納得してしまいます。

今回、紹介するのは、ぎょしゃ座の散開星団の流れで、
ふたごの足元、カストルの左足のつま先の先にある散開星団M35です。
γ星のアルヘナはポルックスの左足甲のあたりにある恒星です。

Mの番号は、フランスの天文学者のメシエさんが18世紀に作ったカタログで星団や星雲につけられた番号です。
M35のすぐ脇には、NGC2158という散開星団があります。
子持ち銀河と呼ばれるM51は大きな銀河のすぐ横に小さな銀河が寄り添っているのですが、
M35とNGC2158は子持ち散開星団のように寄り添っています。

NGCの番号は、アイルランドの天文学者のドライヤーさんが19世紀に作ったカタログで星雲星団につけれられた番号です。
ニュー・ジェネラル・カタログを略してNGCと呼ばれています。

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↑ふたごの足元

160110_001535C5LAsT_C2Lt98R1500↑M35+NGC2158