春の星座、うしかい座のアークトゥルスが西に傾く頃、銀河系の中心方向、いて座の天の川が南中します。
天の川が通る夏の大三角形が天高く、カシオペア座も昇ってきています。
天の川は私たちが銀河系の一員であることを魅せてくれています(⌒-⌒)
西にオリオン座が沈むと、東の空にさそり座が昇ってきます。
さそりに刺されたオリオンはさそりから逃げるように姿をかくしてしまうのです。
さそり座から北へ目を移していくと、いて座,たて座,わし座,はくちょう座といった夏の天の川に沿った星座たちも昇ってきています。
今年、2017年の春には、天の川の一番濃いところの近くで土星が輝きを放ってくれています。
土星は公転周期は29.5年ほどで、それだけの期間を掛けて太陽の周りを1周します。
地球から見ると、太陽の通り道の黄道の付近を、順行と逆行を繰り返しながら同じ期間を掛けて1周します。
今度、土星がこの場所に戻って来る頃、あなたはどうなっていたいですか。
それだけの期間の成長を携えたあなたは、大きく輝きを増しているのです(⌒-⌒)
▼こちらの写真をクリックしますと全天パノラマ画像をご覧頂けます
2017年 3月 8日 愛知県新城市七郷一色 朝霧湖畔