ばら星雲から冬の天の川を南の方(日本では下の方)にたどると、
とも座の散開星団M46,M47があります。
南天の二重星団と呼ばれることもあるように、
ふたつの散開星団が寄り添っています。
ふつうに二重星団というと、秋の星座のカシオペア座の近く、
ペルセウス座にある星団ですので北天にあります。
M46,M47は、全天で一番明るい恒星、おおいぬ座シリウスとほぼ同じ赤緯で南天になります。
シリウスに対しては左(東)の方に見えています。
M46の中といってもいいところには青み掛かった惑星状星雲NGC2438があり、
小さめの散開星団NGC2425,NGC2414も近くにあり、とても見応えがあります。
美しい星々の集まりが星団を形成し、
さらに星団、星雲が手を取り合っている姿は荘厳です\(^☆^)/