日別アーカイブ: 2015年5月12日

生きる/死ぬその境界はなかった

【書名】 生きる/死ぬその境界はなかった
【著者】 レイモンド・ムーディ,ポール・ペリー
【監修】 矢作直樹
【訳者】 堀天作
【出版社】 ヒカルランド

東大医学部教授 矢作直樹さん監修であることには、後から気付きました。
購入したのは題名からです。
監修者の言葉を先に紹介しますと、

見えない”からだ”が”死後存続するもの”の実体である

として、臨死体験及び、臨死共有体験に言及されています。臨死体験が脳内の現象と考えた人がいたように、臨死共有体験も変性意識の可能性を認めながらも、事情を知らない遠く離れた健常者に同時に起こることは、変性意識では説明がつかないとしています。そして、事実立脚を貫くムーディー博士が、

死後、人は別次元の意識・生命として生きていく

ことを断言している点で、たいへん意義深いと表現しています。

著者レイモンド・ムーディーさんは、長年、
臨死体験により、光と出会い、生き返った後で、人生が変わった膨大な事実情報を集約しています。
そこから得られるものは、

死を悲しみすぎてはいけない

ということです。
また、過去世を退行催眠で見ることが、心の問題が何かをしる上で、非常に役立つこと、過去世体験が大きな治癒力を持つ研究も行ってきています。そして特筆すべきは、病から自ら自殺して、臨死体験をしたことです。そこでは、地上世界から離れて、強烈な光を放ち愛を感じる、導くための霊たちの存在を感じたということです。その経験も踏まえて、死に掛けているわけではない人が、臨死体験を体験する方法を編み出しました。”スクライング”という、霊を呼び出す方法で、故人との会話を実現したのです。
“サイコマンテウム”と呼ばれる死者に会える部屋を作り、鏡を使って故人を呼びだす実験をしたところ、半数が人が会話ができたとのこと。一部の人は、そこから出て帰った後で、故人と会話ができたということです。その人たちは、人生への理解が増し、死への恐怖が減り、安らぎが与えられました。死にかけることもなく、臨死体験に似た人生の変化が得られたのです。
その後、”スライング”を癒しの療法として広め、8割の方が愛する亡き人に会えるようになりました。

死後の世界は実在し故人と再会できる

これほど、多くの人を癒せる事実があるでしょうか。

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